規格住宅の間取りから変更した5つのポイントと後悔【2階】
こんにちは。komaです。
2020年7月に、35坪2階建て・建築費用総額1500万円の、ローコスト住宅を建てました。
この記事は前回の続きで、規格の間取りから変更したポイントの【2階】編になります。まだ見ていない方は【1階】編から是非ご覧ください!
2階は大きな変更は少ないですが、5つ変更したポイントがあります。
今思うとここも変えれば良かった…と後悔している点もありますので、合わせて紹介したいと思います。
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2階の間取りビフォーアフター
Before
After
パッと見あまり変わってませんけど…
細かい部分にはなりますが、ちょこっと変わってるんです。
間違い探しか!と思った方、
無駄な体力消耗させてすみません。
これからひとつひとつご紹介していきます。
1.バルコニーをサンルームに変更
まず、バルコニーはサンルームに変更しました。サンルームといってもテラス囲いされているわけではなく、ふつうに窓が二つある小さな3畳の部屋です。
もともと住んでいた実家にはバルコニーがあったのですが、すぐ汚れるし、掃除なんてめったにしないですよね。そうすると布団を干す以外は誰も寄り付かなくなっていたので、不要と判断しました。
ホスクリーンを付けたので、そこで布団を干そうと思っています。
でも未だに物干し竿を買っていないので、今は廊下の腰壁で布団を干しています。
低いので干しやすいんですよね〜。
ここをアイアンとかにすれば、さらに通気性もいいしおしゃれで良かったな〜、と思います。
(布団干したらおしゃれも何もないですが)
結局この3畳の小部屋はサンルームにもなっていません。日当たりも悪いし(笑)
ふとん用の棚を付けたので、ふとん置き場としてと、早朝に私が瞑想をするだけの部屋と化しています。
バルコニーと違って室内なので、最悪使わなくなっても納戸にできるという良さがありますね!
2.主寝室を8畳→9畳に変更
サンルームは4畳もいらないだろう、と言うことで3畳に縮め、主寝室を9畳にしました。
住んでみた感想は…
ただ寝るだけの部屋に9畳も要らなかった。
冬の暖房代がもったいない気がします。
でも、今は寝るだけの部屋ですが、子供達が大きくなってきたら、私と夫の2人の部屋になります。
その時にセカンドリビングのような使い方をすることもできるし、娘が出産の時などに旦那さんと一緒に里帰りすることもできます。
私は実家でそれができてとても助かったので、リビング以外にある程度広い部屋がひとつあると便利かな、と思います。せっかくなのでうまく活用していきたいです。
3.洋室①のドアの位置を変更&洗面台を設置
2階に洗面台や手洗い場を置くか。
これも悩みますよね。
2階の洗面台の活用例
- トイレの後に手を洗う
- 掃除の時に水を使う
- 加湿器に水を入れる・洗う
- うがいをする
- 1階の洗面室が空いてない時のスペア
もし2階に洗面台が無かったら、これら全てを1階まで降りて水を汲みに行ったり、洗って来たりしなければなりません。
子供がいればなおさら、手を洗いたい場面も多くあります。
少しの手間も時間が惜しいワーママは是非付けておいた方がいい設備のひとつですよ。
ちなみに2階の洗面台設置も、他のコストダウンになる変更をした差額でまかなえるということで、増額なしでした。
住んでから後付けしたいと高くなってしまうので、新築で付けるのがオススメです。
4.トイレのドアを折れ戸に変更
こちらは1階と同じです。
普通の開戸から、折戸に変更しました。
この場所は1階よりさらに危ない状況でしたので、変更は必須でした。
☆もしここが開戸だったら…
例えば子供が2階の廊下を歩いていて、ちょうどトイレの前にさしかかったときに、同じタイミングでトイレから出る人が勢いよくドアを開けたら…
最悪ドアに押されて階段から落ちてしまいます(怖)
あとあと調べたら、階段近くのトイレって、あまり良くない間取りなんですね。
しかし、ここのドアを折戸にしたことで、危なさは激減しました。自分でインターネットで調べて、建てる前に回避できて良かった。
規格だからといって、自分たちにとって必ずしも安全で便利なつくりだとは限りません。
特にドアに関しては、開けた時にどうなるのか、しっかり頭の中でシミュレーションしないと、後悔が多い箇所なので、気をつけてくださいね。
5.クローゼットのドアをなくした
最後は、クローゼットのドアについてです。
- 洋室①・洋室②のクローゼットのドア
- 主寝室のWCL(ウォークインクローゼット)のドア
をなくしました。
カーテンで目隠しできるように、ここには代わりにカーテンレールを付けてもらいましました。
6畳くらいの部屋だとスペースがそんなに広くないので、クローゼットを開けたり閉めたりする時のドアスペースが結構邪魔だったりします。
しかも折戸だと、端っこの方が開ききらないのでクローゼットの両脇が見えにくく、使いづらくなります。
その点、ここをカーテンやロールスクリーンにすれば、場所も取らず、普段は開けっ放しで使いやすく。人が来た時は隠せます。
建具って意外と高いので、費用削減したい方には特にオススメです。
【後悔】変えれば良かったと思うこと
実際に住んでみて思ったのは、
隣の家の窓と近い!!ということ。
洋室①と洋室②のここの窓は、
カーテンを開けると隣の家の中が見えてしまうくらい近いです。
なので引っ越して以来ずっとカーテンは閉めたまま。
女の子姉妹だし、隣の家には歳の近い男の子が住んでいるので、年頃になったら気になるだろうなぁ。。と後悔しています。
ここは天井に近い高窓にすれば良かったです。
そのうち目隠し用のガラスフィルムでも貼ろうかな、と思います。
こういうの↓
2階のまとめ
いかがでしたでしょうか。
間取りビフォーアフターを見ると
間違い探しかと思うほどの微妙な変化ですが、この細かい部分の変更が、実際に住んだ後にグッと暮らしやすくなる大切な工夫になります。
家づくりにおいて、1階より2階は使用頻度が少なく『2階は拘らなくていいや』となりがちです。でも『こだわり』とは、何もオプションを付けまくってどんどん高くなることだけではありません。無駄をなくすのも大切なこだわりだと思います。
ほとんどの方が一生に一度の家づくり。
後悔のないように、楽しく悩みましょう!
この記事が少しでも、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!