超ローコスト住宅の住み心地 〜komaの場合〜

35坪1,500万円で家を建てた体験談を、少しずつ綴っていきます。

子育てに和室は不要!リビング横に洋室を選んだ理由

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こんにちは。komaです。

間取りを決める上で、一度は誰もが悩むであろう

《和室を作るか》もしくは

《小上がり畳コーナー作るか》問題

すごく悩みますよね...。

私の実家は元々和室があり、小さな頃から和室とは慣れ親しんできました。

しかし実家は親族の介護が必要になり、そのために和室を全て洋室にリフォームしました。

その様子を見ていたこともあり、私は『結局洋室の方が使い勝手がいい!自分が家を建てるなら和室はいらない!』と思っていました。

その私でさえ、実際間取りを決める際に心が揺れ動きました。

なぜかというと、ピンタレストなどで検索すると、現代的でおしゃれな和室や畳コーナーの画像がたくさん出てくるのです。

小上がりの畳コーナーとかそれはもう特別感満載じゃないですか!憧れますよね。

しかし、悩みに悩んだ結果、私はリビング横に洋室を設けることに決めました。

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実際に半年間住んでみて、やはりそうして良かったと確信しています。

さまざまな考えがあるとは思いますが、

『子育てに和室は不要』派の意見として、

その理由を解説していきたいと思います。

 

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1.結論『洋室にジョイントマットを敷く』

いきなりですが、私の考える最適解をお伝えします。

LDKに隣接する洋室を作り、ジョイントマットを敷き詰めてください。

 

▪️ジョイントマットとは

クッション性のある正方形のマットをパズルのように組み合わせて好きな大きさにできるマットのこと。

さまざまな柄や種類があり、子供がいない家庭でもインテリアに馴染むものが見つかると思います。

リビング隣接の洋室×ジョイントマット。

とてもシンプルでおもしろみもありませんが、これが1番最強の方法だと思います。

最強だと思う理由について、この後詳しく解説していきたいと思います。

 

2.和室をなくすことで、費用削減になる場合がある

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和室は一般的に、洋室よりも費用がかかります。ハウスメーカーが提案したもともとの間取りに和室が入っていたとしたら、

『ここ、和室じゃなくて洋室でいいです』

と言うことで、費用削減になる可能性があります!

うちは、和室をなくすことで他の増額する要素を何点か無料にしてもらえました。

 

3.和室を作るメリットは洋室×ジョイントマットでも叶えられる

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あなたが和室を作りたい理由は何でしょうか。

私が作りたかった理由としては、以下の4点がありました。

この4つのメリットをどう叶えるか、洋室×ジョイントマットで考えてみましょう。

①育児スペース・子供の遊び場(学習スペース)として使いたい

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▪️育児スペース

先で述べたように、ジョイントマットにはクッション性があるので、畳と同じように子供のお世話はとてもしやすいです。

また、赤ちゃんは急に吐き戻したり、おむつ替えの時に予期せぬおしっこ噴射があったりと、汚れることが多々あります。(重要)

幼少期も、飲み物をこぼす、お菓子をこぼす、お漏らしするなどは、日常茶飯事です。

汚れた時に、畳だったらお手入れが大変ですよね。細かい繊維に汚れが入ったら拭きにくいし、飲み物をこぼしたら染み込んでしまいます。

洋室×ジョイントマットなら、

☆拭き取るのも簡単だし、

☆水洗いすることもできるので衛生的です。

汚れやすい、掃除しにくいということは、

子供に守らせるルールが多くなる=叱る場面が増えることになり、ストレスが余計かかることになります。それは出来るだけ避けたいですよね。

▪️学習スペース

学習スペースとして使う場合、畳だと机などの大きな家具を置くと跡がついてしまいます

その点、洋室×ジョイントマットであれば、

机のところだけマットを取ればいいので、

子供の成長に合わせてお部屋をカスタマイズすることができます。

 

②洗濯物を畳む、アイロンをかけるなど、座れる家事スペースとして使いたい

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これは先程と一緒ですね。

ジョイントマットはクッション性があるので、畳と同じく座れる家事スペースとして活用することができます。

 

③ゴロゴロしたり、筋トレやストレッチできる場所が欲しい

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時には、ゴロゴロしながらスマホをいじったり、昼寝したくなることもありますよね。

おうち時間が増えた現代、運動不足解消のためにも日々のストレッチや筋トレは必須です。

そんな時も、ジョイントマットは使いこごちがいいですよ。

☆畳よりも柔らかいので寝心地が良いですし、

☆滑りにくいのでストレッチもしやすいです。

 

④ゲストスペースとして使いたい

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上質な和の空間は、来客をもてなすのにピッタリです。その点は洋室×ジョイントマットでは叶えられないところでしょう。

しかし、考えてみてください。

そこが和室であったとしても、洋室であったとしても、普段は子供スペースや家事スペースとして使うのです。

そんなごちゃごちゃ部屋に突然の来客通せますか??

現実的に、無理ですよね。

結局ダイニングやリビングで対応することになると思います。

それならば、隣接する部屋が和室である必要はないのではないでしょうか。

ちなみに、たまに親が泊まりに来たりするときは、ごちゃごちゃを片付けてマットの上に布団を敷いて寝てもらうこともできます。

 

以上の理由から、

私が和室に求めることは洋室×ジョイントマットでも叶えられることがわかりました。

和室のデメリットを考えると、

お金をかけてまで採用する必要はない

と私は判断しましたが、あなたはどう思いますか?

畳は痛みやすく、交換にもお金がかかります。

洋室に変えようと思えばリフォーム費用も安くはありません。

ジョイントマットも使えば痛みますが、痛んだところを部分的に交換できるし、商品自体も安価です。ライフスタイルに合わせて柔軟に利用するなら、和室よりむしろ洋室なのではないでしょうか。

 

4.どうしても畳が良ければ置き畳という手も

とはいえ、畳は特有のイグサの香りにリラックス効果があったり、調湿効果があるなど、やはり魅力的ですよね。

私も子供がある程度成長し、汚す心配が少なくなって来たら、是非設置したいものがあります。

それが置き畳です。

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『小上がり』に憧れがある私は、この小上がり畳セットはいつかは取り入れてみたいです。

『どうしても畳がいい!』という方はこのような置き畳を敷き詰めるのもありだと思います。

汚れたら取り替えも簡単、洋室が良くなれば外せばいいだけですから。

ただ、ズレやすいと思うので小さな子供がいる場合は逆に危険かも…。

そこまで畳がいいなら和室にしてしまった方が満足度が高いかもしれませんね。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今までお伝えしたことは、あくまで『子育てに和室は不要』派の一人の意見です。

和室自体は伝統的で素晴らしい空間だと思います。私も畳は落ち着くので大好きです。

しかし、提案された間取りに当たり前のように和室が入っていて、必要性とデメリットを考えずになんとなくそのままで作ったら、あとあと後悔することになりかねません。

大切なのは、自分で考え、自分で選択することです。明確な理由が自分の中にあって決めたことなら、そこが和室でも、洋室でも、きっとお気に入りの空間になることでしょう。

 

この記事が、少しでもあなたの家づくりの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。